フランスのことわざ

久しぶりにお見えになった生徒さんはフランス出身の方でした。初めての体験とは思えないほどdexterous な方でsinisterなどいろいろなフランス語由来の英単語を復習することができました。たまたま講習前にAlsace Loren地方を舞台とした「最後の授業」のお話が教科書から無くなった経緯を調べて居ました。なぜ否定文にne~pasを使うかも納得できました。「逃げ恥」がハンガリーの諺であるところまで行ってフランス語の諺に戻りました。C'est en forgeant qu'on devient forgeron.  「鍛冶屋になるのは、鉄を打ってこそだ」いう意味です。* forgeant : forger 現在分詞  「(金属を)鍛える、(金属製品を)鍛えてつくる」 英語forge  en forgeant =「鍛冶をすることで」ジェロンディフ(方法・手段)  * devient : devenir 「〜になる」三・単・直・現      * forgeron [n.m.] : 鍛冶屋  似ている好きなドイツのことわざに 

 Übung macht den Meister. 直訳:「練習がマイスター(名人や達人)を作る」 意訳:継続は力なり

調べた限り由来はなく、「たくさん練習することだけが、マイスターへの道につながっている」という意味になります。 外国語の学習やビジネスにおける勉強でもたくさんの時間と労力をつぎ込むことにしか、近道はないと分からせてくれます。